運用取引の入力例

■運用の種類

  株、投資信託、債券を購入した時
  株を売却した時、投信や債券は解約した時
  配当 株の配当があった時
  分割 保有している銘柄が分割された時
  併合 保有している銘柄が併合された時
  増資 金額が0で保有数だけが増えた場合
  減資 金額が0で保有数だけが減った場合
  移動 保有している銘柄を他の投資口座に移した時
  信用売 信用取引の売り、空売りした場合
  買戻 信用売りして買った(買い戻した)場合
  信用買 信用取引の買い、空買いした場合
  売戻 信用買いして売った(売り戻した)場合
  収入 上記以外の収入
  支出 上記以外の支出
  償還 投資信託や債券で償還(満期)を迎えた時
  再投資 主に投資信託で、分配金を再投資する時
  分配 投資信託で分配金が支払われた時
  利息 債券で利付債の利息が支払われた時




















■運用取引の入力例

MMF(円)の取引
MMF(外貨)の取引
その他の投資信託
債券の取引
信用取引
贈与でもらった場合
人にあげた場合






MMF(円)の取引

例: 200,000円で円建てのMMFを買った。 一ヶ月後40円の分配金があった。 分配金を再投資した。*再投資は分配金だけを再投資すると考えます。


■入力方法




「一ヶ月後40円の分配金があった。」




「分配金を再投資した。」 *再投資は分配金だけを再投資すると考えます。



(注意)
解約した場合は、運用で売りを選び、全口数を指定します。預り金に全額移動されるので、他の銀行や他の口座に移動させたい場合は、資金移動で入力します。





MMF(外貨)の取引
例: 20,000円で米$建てのMMFを買った。

■入力方法



(注意)
・投資口座は銘柄と同じ通貨タイプの口座を選んでください。同じ証券会社でも銘柄と同じ通貨タイプの投資口座を作成する必要があります。

・マネービュアー上では、入力しているレートによって円換算して表示しています。レートは取引した時間、 証券会社や金融機関によってレートが違います。同じ日に複数の外貨での取引があっても、各レートを 1日 につき、1レートしか入力できません。マネービュアー上は目安の金額と考えて下さい。

・再投資はMMF(円)同様、分配金のみ再投資してください。




その他の投資信託
例: 100,000円で、グローバル○○投信を買った。購入は1万口からだった。



6ヶ月後、9,162円の分配金があった。 分配金を再投資した。



■入力方法

「100,000円で、グローバル○○投信を買った。」


*単価は1.0519と入力します。 (1万口1万円からが基準なので、10519÷10000=1.0519)



「6ヶ月後、9,162円の分配金があった」





「分配金を再投資した。*再投資は分配金だけを再投資すると考えます。」


*保有数は91,697+8,711=100,408口、マネービュアー上では「保有数×相場価格」の価格を表示します。(「表示」メニュー→「株価を表示」にチェックが入っているとき)
100,408×1.0518=105,609円と表示さ れます。ビュアー上の金額はおおよその金額として見てください。




債券の取引

例:5年物の利付国債を買った額面100万円、利率1.40%(税引前)、年に2回利息が支払われる。

■入力方法

「買ったときの入力」




「利息の入力」





「償還(満期)の入力」


*単価には券面金額を入力します。




信用取引の入力
実際の信用取引には、委託保証金や代用証券の差し入れ、資金の借り入れなどの取引が関係してきますが、 ここでは必要最低限のシンプルな入力方法を紹介します。

(注意)1つの証券会社で、現物株式の取引、信用取引の両方の取り引きをしている場合でも、信用取引用の投資口座をもうひとつ作ってください。
また、現物株式の他に、同銘柄で信用取引をしている場合も、信用取引用の銘柄を別名でもうひとつ作ってください。

例1-1: 10,000株を500円で信用買いし、800円で売り決済した。
<信用買いの入力>
1.信用買いの取引を入力します。




<売り決済の入力>
2.信用買いした株式を(運用):売戻し、10,000株、単価:800円で売ったと入力します。


1と2の差額が信用買いによる損益となり、預り金が増減します。



例1-2: 10,000株を500円で信用買いし、300円に値下がりした時点で現引き決済した。
<信用買いの入力>
1.例1−1の場合と同様に信用買いの取引を入力します。




<売り決済の入力>
2.例1−1の場合と同様に売戻し取引を入力します。ただし、単価は信用買いの時と同じ500円にします。
※実際には現物の株式を引き取って決済しますが、マスターマネーでは信用買いの残高を決済するには売戻しの取引しかありません。




3.現引き決済によって引き取った株式の買い取引を入力します。



※実際の日付は決済した日ですが、税法上は現引き決済を行った場合は、信用買いは無かったものとし、信用買いを行った日に買い取引があったものとして扱われます。
※実際に決済を行う日の相場価格は300円ですが、信用買いしたものを現物で引き取ることになるので、単価は信用買い時点の500円とします。


4.「表示」メニューから「ブランド(銘柄)」を選択して、該当の銘柄の「価格」欄をダブルクリックして、相場価格入力画面を開きます。現引き決済日の相場価格を300円に変更します。

例の場合、引き取った現物の買い単価500円と実際の決済日の相場価格300円の差額200円×10,000株=200万円が決済日時点での含み損ということになります。


例2−1: 10,000株を800円で信用売りし、500円で決済した。
<信用売りの入力>
1.信用売りの取引を入力します。




<買い戻し決済の入力>
2.信用売りした株式の買戻し取引を入力します。



1と2の差額が信用売りによる損益となり、預り金が増減します。


例2−2: 10,000株を800円で信用売りし、1,000円に値上がりした時点で現渡し決済した。
<信用売りの入力>
1.例2−1の場合と同様に信用売りの取引を入力します。




<現渡し決済の入力>
2.例2−1の場合と同様に買戻し取引を入力します。ただし、単価は信用売りの時と同じ800円にします。
※実際には現物の株式を引き渡して決済しますが、マスターマネーでは信用売りの残高を決済するには買戻しの取引しかありません。




3.現渡し決済によって引き渡した株式の売り取引を入力します。



※実際に決済を行う日の相場価格は1,000円ですが、信用売りしたものを現物で引き渡すことになるので、 単価は信用売り時点の800円とします。

4.「表示」メニューから「ブランド(銘柄)」を選択して、該当の銘柄の「価格」欄をダブルクリックして、相場価格入力画面を開きます。現渡し決済日の相場価格を1,000円に変更します。

普通に市場で売却すれば1,000円×10,000株=1,000万円になったものを、現渡し決済により800万円しか受け取ることができなかったので、 その差額の200万円分を損失したことになります。



贈与でもらった場合

例:株を3,000株もらった。

以下の内容で入力します。
「運用」増資  「数」 3000




人にあげた場合

例:株を3,000株あげた。

以下の内容で入力します。
「運用」減資  「数」 3000